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エディ・コイルの友人たちという渋くてかっこいい映画があるのだけど、その映画の中で銀行の支店長が強盗に襲われて顔にマスクをかけられ車で連れ去られるシーンがあるのだけど、そのシーンを観てるのが辛くて頭の中にそのシーンだけがよく残ってる。

何が辛いって、強盗に襲われるということではなくて、顔にマスクをかけられて目が見えなくなる状態が怖くてたまらない。自分が支店長だったら、殺されるかもしれないという恐怖よりも目が見えないという恐怖で発狂してしまうかもしれないなあとその映画を観ながら思ったのだけど、周りの人に言ってみてもこの恐怖を分かってくれる人がいない。

それからちょっとしてから、久しぶりに行った小さい映画館で急に恐怖に襲われて気が狂いそうになってしまった。

真ん中らへんに座ってしまった映画館で、映画が面白くなくて画面に集中できなくなり、急に動きたいという気持ちが襲ってきたけど周りが静かに観てる中動けるわけがない。出れないという恐怖で動悸までしてきてしまったけど、その場はなんとか気を落ち着かせることができて映画の終わりまで耐えれた。たった60分ほどの映画だったんだけど。

それからまたちょっとしてから、歯が痛むのでこりゃ虫歯かもしらんと思って歯医者に行ったら、レントゲンが怖いわ椅子の上で身動き取れないのが怖いわで辛過ぎた。なんとか耐えたけど。

虫歯ではなかったのだけど、親知らずを今のうちに全部抜いておいたほうがいいとのことで6月の時に10月あたりに抜くことにきめたのだけど、この状態じゃ抜いてもらってる時に恐怖に襲われて耐えられないかもしれない、どうにかしなくちゃ、病院行って治してもらわなくちゃって思ってたらもう10月。

定期健診の案内が来て、予約取らなくちゃなあと思ってほったらかしてたら昼食時に銀歯が取れてしまいやっと予約。銀歯取れた状態の食事はしんどいよ。

そんなこんなで明日歯医者に行くことになったのだけど、歯医者に行くのが怖い。

パニック障害というのがなんだか憚られるので、閉所恐怖症かなあなんて周りに言ってたけど、多分これはパニック障害。

高校生の頃から躁鬱っぽいなあとか被害妄想によるパニック発作っぽいなあってことがあったのをほったらかしてたのが積もりに積もってやってきたのかもしれない。ちゃんとしよう。