ドラゴンタトゥーの女
何回かDVDを借りるも期限までに観れずに返すを繰り返してようやく。
デヴィッド・フィンチャーはやっぱ何を観ても面白い。
ゴーンガールもそうだったけど、一山超えてもう一山くる感じ。
なぜ人は本能を信じずに足を踏み入れてしまうのか、痛みへの恐れより相手の気を損ねたくないのだろうという問いかけのシーンは全くその通りだよなあと思ったけど
こういうのを観たり聞いたりすると、ヒッチコックのサイコの
「人は皆 罠にかかっていてそれから逃れることはできない。
もがいてみても空しくお互いを傷つけあうだけ」
というセリフを思い出す。一度物事に足を踏み入れたら終わるまで抜け出せない。本能を信じずに足を踏み入れてしまうのは、罠にかかってしまってるからなんだろうなと思う。