カビリアの夜
フェデリコ・フェリーニのカビリアの夜を観賞。
初めてのフェリーニ。
なんだか難しいんじゃないかと勝手に思ってて構えて観たけど、面白いなあ。
ひたすら男に騙され続ける悲しい娼婦、カビリアの話。
冒頭、いきなり愛してた男に川に突き落とされてカバンを奪われ、最後はやっと私にも愛してくれる人が現れた、結婚して幸せになれると思ったら森に連れ出されて殺されかけ、全財産を奪われ死にたいもう生きていたくないと泣き喚くカビリア。
最後はあまりにもつらすぎてズシンときたけど、生きていかなきゃって泣きながら笑顔を見せるカビリアに心打たれた。
男運の無さ、男からの愛されなさがなんだか自分を見てるようで悲しくなるけれど、なんとか生きていかなきゃって思わされる。