雁道 曽我
瑞穂区の雁道近くで時間を潰さなきゃいけないことになったので、喫茶店曽我へ。
本当は珈琲館 赤と黒に行ってみたかったのだけどお休みだったので。
渋い店名に反して、中はウッディー感がある味のあるお店。
入った瞬間に、「あっ、良い」ってなる。
メニューを見ると、アイスコーヒーが350円と全体的に安い。
ハムサンドのハーフ350円とアイスコーヒーを注文。
出てきたハムサンドはハーフというより普通のカフェで頼んだら一人前として出てきそうな量。これで350円は安いなあ。
甘味物も食べたかったのでチョコホットケーキ480円を注文。
チョコレートシロップたくさんでバナナも乗ってる。量と味に反してこれまた安いなあ。
安いし普通に美味しいし居心地もとても良いし、また行きたいなあ。久々に当たりの喫茶店でした。
カビリアの夜
フェデリコ・フェリーニのカビリアの夜を観賞。
初めてのフェリーニ。
なんだか難しいんじゃないかと勝手に思ってて構えて観たけど、面白いなあ。
ひたすら男に騙され続ける悲しい娼婦、カビリアの話。
冒頭、いきなり愛してた男に川に突き落とされてカバンを奪われ、最後はやっと私にも愛してくれる人が現れた、結婚して幸せになれると思ったら森に連れ出されて殺されかけ、全財産を奪われ死にたいもう生きていたくないと泣き喚くカビリア。
最後はあまりにもつらすぎてズシンときたけど、生きていかなきゃって泣きながら笑顔を見せるカビリアに心打たれた。
男運の無さ、男からの愛されなさがなんだか自分を見てるようで悲しくなるけれど、なんとか生きていかなきゃって思わされる。
10/7
前日の22時半頃に就寝して、翌朝11時前に起床。
8時には起きれるかなーと思ってたのに、12時間も寝てしまった。
久しぶりにちゃんとたくさん寝てすっきり。
前日まで、まぶたがたまにピクピク痙攣してたのもいっぱい寝たからかおさまってた。
大して毎日大変でもないのになんだか、疲れてる。
季節の変わり目だからか、花粉か、仕事のストレスからか。
ブログも毎日書きたいのに、なんだか平日は疲れちゃっていつの間にか寝てしまってる。
もっと毎日の時間を大切にしたいなあ。
今日はソーシャルタワーマーケットへ。
おしゃれな店と人で溢れかえってた。ごはんを色々食べたいなあと思ってたけど、西アサヒのたまごサンドだけでおなかいっぱいに。
明日も柴田聡子さんと久しぶりのゲラーズを観に行きます。
10/6
本を借りに図書館へ。
最近あまり本を読まなくなってしまって、何を読んだらいいのか何を読みたいのか分からなくて本を選ぶのに時間がかかってしまった。
私がよく本を読んでいたのは高校生の頃で(もう10年も前!)、その頃の基準で本を選んでしまうのもなんか自分が進歩してなさ過ぎてつまらないから新しい人を読みたいと思っても結局何が今面白くて、何が読みたいかわからず昔と似たような感じに。
町田康/餓鬼道巡行
岩井志麻子/マカリーポン
毒親の棄て方
迷ってやっとの三冊。
本を読んでいた頃は中島らも、村上春樹、太宰治、町田康、さくらももこ、谷崎潤一郎、江戸川乱歩、いしいしんじをよく読んでいた。他にも読んでたけど、特に好きだったのはこの人達。なんだかすごい偏ってるよなあと感じる。
町田康がすごいパンクの人だと知らず、面白い文章書く人のバンドということで初めてINUのメシ食うなを聴いた高校生の時は歌詞が本の中の文章と似てたこともあってなんか面白くて、コミックバンドだと思ってしまってた。
ライブ音源、かっこよすぎてめちゃくちゃ痺れる。
何だか話がずれてしまったけど、面白い本があれば知りたい
9/30
サワコの朝を見ながら朝支度。
矢野顕子がゲストで出てきたのだけど、育った環境って大事だなあと改めて思った。
矢野顕子が小さい頃、母親から問いかけられた時ピアノを弾いて返事をしていたと言っていたけど、自分がそんなことを母親にしていたら受け入れてもらえない所か、怒られてただろうし。そもそもピアノすらなかったけど。
自由な表現を受け入れてもらえる、様々な文化に触れられる、魅力的な大人が周りにいる、やりたいことをやらせてもらえる、そんな環境で育ってたら今とは大分違っただろうなあと思う。どうしようもないことだけれど。
矢野顕子や小沢健二やら元々が裕福で文化的な家庭で育った人って何をしてたって隠し切れない品があるなあと思う。著名人でなくても身近でそういう家庭で育った人からもにじみ出てるなあと思う。
私は貧乏で荒れてる家庭で育ってきてしまったから、どう頑張ったってそういう人たちみたいな品は出せれないのだけど。って、もう28年も生きてきてそんなどうしようもないことを朝から思ってしまった。
仕事をして、帰宅してまたテレビ。
昔のレコード大賞受賞映像を見て涙目。中森明菜が受賞したミアモーレを歌ってるときにサプライズで母親が出てきたのを見て歌いながら号泣し出した中森明菜を見て泣いてしまった。
生きていようよね 駄洒落のように
仕事でダメージを受けたので心を落ち着かせる為に、丁度いい大きさの箱を今日ポストに入ってた地域紙みたいなので回転包みをする。
少し落ち着く。
四か月くらい前まで雑貨店に勤めていたので毎日のようにラッピングをしていたのだけど、辞めてから今日まで一度も何も包んでなかった。もうできなくなってたらどうしようって不安だったけどまだ体が覚えてたからよかった。
今の職場で落ち込むこと嫌なことがあるとよく前の職場を思い出してしまう。
あの後輩たちはよく出来た子たちだったなあとか、こんな時にあの人がいてくれたらとか、店長と一緒に仕事したいなあとか、みんなお客様第一で仕事をきちんとしてたなあとか。
って、人頼みになってるなー。年を重ねるごとになぜか心が弱くなっていってる。
良い大人なんだから、人に期待しないで自分のことは自分で自立しなくちゃ。
気分を上げる為に大橋純子のクリスタル・シティーとペイパー・ムーンを聴く。
ダメな自分を包み込んでくれる。
珈琲館アローザ
先日、お昼に名古屋市は名鉄堀田駅の名店街にある珈琲館アローザへ。
本当は近くにあるキッチン コーチャンに行きたかったのだけれど、閉まってたので。
入ってみたら常連さんばかりで、お店の人とみなさん仲が良い印象。
かと言って、常連でも何でもない私が居づらいと感じることもない。
店のお母さんが元気で優しくお客さんに声をかけていた。昭和の古き良き感が残ってる。こういうのが良い接客だよなあと思う。
ランチを。今日は鮭のバター焼きとのこと。
味はいたって普通で、なんだか母親の料理を食べてる感覚。
野菜あんかけ?みたいなのが美味しかった。なんだか母親!って感じがした。一人暮らしでこういう料理は作らないからなあ。
食べてたら、店のお母さんが笑顔で「おいしい?」と。「はい!」と答えたらうれしそうな笑顔で奥に戻っていった。
入店してから一度もメニューを見せてもらえてなかったのだけど、コーヒーと甘いものが欲しくなって、お母さんに「アイスコーヒーと・・甘いものありますか?」って聞いたら甘いもの頼む人がいないのか「甘いもの!」と驚いていた。
ちょっと考えて、「それやったらフロートがいいんちゃう?二つも頼まんでも一つでコーヒーも甘いのもあるよ」と。実はコーヒーフロートを一度も飲んだことなかったけれど、お母さんに勧められたので注文
コーヒーフロートを持ってきてくれたお母さんは笑顔で、「アイス多めにしといたからね」と。嬉しい優しさ。
またふらっと行きたいなあ。
食べながら店のテレビでやってた害虫駆除の達人を追ってる番組を見てたんだけど、スズメバチの巣の除去達人の神山さんがなんだか面白すぎた。この人、神山宗教さんていうのかあ。すごい名前だなあ。
そういえば、堀田駅近くにある気になってためし屋さん、めしの看板がなくなってしまっていた。中が見えなくて未知過ぎて怖くて一度も入れなかったのだけど。